あすとろのぼやき場

映画の考察やらなんやらを書きまとめます

個人的2020年残念だった映画ランキングトップ3

実感がなさ過ぎて僕だけ2020年に取り残されそうです。

どうもあすとろです。

 

波乱の2020年が終わろうとしてますね…!

自分は今年、個人的な都合もありこんなバタバタな状況下でも比較的映画は観れた方だと思ってます。

とはいえ、軒並み大作作品が公開延期や自社サービスで限定配信など映画好きの自分にとっては非常に息苦しい一年でした。

その分、骨太なミニシアター作品をいつも以上に観れたのでそこはありがたかったです(苦しい状況下でも営業してくださった劇場さんには頭が上がりません…)

幅広く映画を観たおかげで沢山の良作と出会えました、が中には「う〜ん…」というような作品とも出会いました。

 

そこで今回は“あえて”2020年公開の映画の中で残念だった作品ランキングトップ3を発表しようと思います。

是非、皆さんのワースt…じゃなく残念映画ランキングも選定して頂ければ面白いかと思います!

 

ちなみに今年と2020年映画ランキングベスト10はこちら→https://twitter.com/a_stro_07/status/1344454715413680128?s=21

 

という事で早速第3位から、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3位

『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』

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スイス・アーミー・マン』を生み出したトンデモ監督が送るディック・ロングの死因に迫る超ダークコメディ

感想はこちら↓

https://filmarks.com/movies/85771/reviews/94804104

 

・残念ポイント

死因が判明してからの中だるみ

 

ディックがアール、ジークと夜遊びしてから容態が急変→病院に死体を捨てる、までの流れや死因をひた隠しにする真面目だけど超滑稽な様は不謹慎ながらめっちゃ面白いんですが死因が判明した後、そして死因のぼんやりとした明かし方が少し勿体ないなと感じました。

直接的に語らないけど何となく察せる死因、そしてネタバラシ後のディックの奥さんに死因をバラさないようにする流れが少し長く感じてしまって前半の熱量ほど話に入り込めませんでした。

 

ただ題材が題材なだけあってめっちゃバカで「フフッ」と笑えるような内容なので他の2作品と比べてまだ楽しんで観れます。

結構しっかり下ネタ豊富なので観る人は選びますが、割と面白いのでお正月休みなんかにダラっと観てみるのをオススメします。

 

 

 

第2位

『アンチグラビティ』

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「ロシア版インセプション」と謳われてるT-34 レジェンドオブウォーのVFXチームが送るSFアクション

感想はこちら↓

(誠意制作中)

 

・残念ポイント

「んで、結局なんだったの?」感

 

ロシア版インセプションと言われてたものの、正直最初の15分くらいしかそれっぽいシーンはなくそれ以外はどちらかといえば『ドクター・ストレンジ』っぽい縦横無尽な映像が盛り沢山で、大手のVFXチームがVFXを担当した割にはCG抜きの甘さが見えるくらい雑に感じたり、画面全体でアクションが起きるから目で追うだけで疲れるし、そもそもストーリーが変に絡み合いすぎて訳分からんしで観終わった後何も残らないような1本でした。

世界観の描き方とかはまあまあ面白いなと思いましたが、(確か)頻繁に夢の世界→現実→夢→現実…と往復するので「こいつがどう作用して…で、こいつは夢?現実?」と訳が分からなくなってしまったのでもう少しシンプルな構成にしても良かったのかな、と思います。

何となく3年後くらいにテレ東の午後のロードショーで放送されそうな感じのテイストでした。

 

 

さあ、そして個人的2020年残念映画ランキングの第1位は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『実写版ヲタクに恋は難しい』です!!!!!

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文句なしの順位!納得の結果!おめでとうございます!

ヒロインの桃瀬と二藤が送るオタクへの偏見と共感性羞恥をたっぷり盛り込んだトンデモ恋愛作品

素晴らしい感想はこちら↓

https://filmarks.com/movies/80920/reviews/91984652

 

・残念ポイント

全て

恋愛モノでもコメディモノでもどっち付かずなまま送る2時間、その上体感5分に1回ぶち込まれる“““オリジナルミュージカルシーン”””という拷問タイム。

安っっっっすいストーリーと共感性羞恥を誘いまくる寒いミュージカルシーン、そしてオタク文化を理解したと言いつつも偏見と小馬鹿にしたような描き方は全てが地獄で個人的にはミッドサマーより地獄な恋愛映画でした。

早く歴史の闇に葬られて二度と現世に舞い戻ってこないでほしいくらい、この作品のせいで映画のミュージカルシーンが恥ずかしく思ってしまうくらい、最悪な作品でした。

 

 

という事で個人的残念映画ランキングトップ3でした。

是非、皆さんも残念映画ランキングつけてみてください(あと30分で2020年終わるけど…)

という事でまた来年お会いしましょう……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

ボロクソ言った『実写版ヲタクに恋は難しい』ですが、唯一菜々緒さんと若月佑美さんが可愛かったのでそれだけは救いでした(合計5分くらいしか出てないけど)


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